「DecaFika」をご覧いただきありがとうございます。
「グリーンルイボスティー」をご存じでしょうか。
赤み掛かった色の「ルイボスティー」自体は店頭などでよく目にしますが、「グリーンルイボスティー」はあまり見かけない印象です。
今回はルイボスティーと言っても、発酵を行わないものである「グリーンルイボスティー」
その中でも、CARMIEN(カーミエン)「ORGANIC GREEN ROOIBOS」をご紹介します。
もちろん、ノンカフェインのお茶です。一体どのような味・香りでしょうか?
グリーンルイボスティーとは?
ルイボスティーは大きく分けると2つの種類が存在します。
「レッドルイボスティー」と「グリーンルイボスティー」です。
一般的にルイボスティーというと、「レッドルイボスティー」が連想されます。
赤みがかった水色が特徴の店頭でも良く見かけるタイプの物です。
どちらも、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈のみで育つ、マメ科の低木を原料に作られたハーブティーの一種ということには変わりありません。
実は、「レッド」か「グリーン」かという違いは製造方法によって違いが出てきます。
違いというのは、「発酵されているか、そうでないか」です。
なんだかローランドさんのようになってしまいましたね(笑)。
製造過程で茶葉が発酵されている物が「レッドルイボスティー」となり、発酵されていないものは「グリーンルイボスティー」となります。
「グリーンルイボスティー」は茶葉を発酵させないよう手早く乾燥させることにより完成します。
そのため、「グリーン」と名の付くようにルイボスの茶葉本来の色である緑茶のような水色を楽しむことができます。
次に、「グリーンルイボスティー」の特徴について説明します。
レッドルイボスティーよりも豊富に含まれるポリフェノール
「レッドルイボスティー」と「グリーンルイボスティー」の違いについて、発酵されているか、発酵されていないかという製造過程を挙げました。
発酵させるか、発酵させないかによって、変わるのは水色だけではありません。
栄養素についても異なってきます。
代表的な物としては「ポリフェノール」です。
ワインやカカオなどに含まれるような、抗酸化作用が高い栄養素ですね。
レッドルイボスの場合、発酵を通してポリフェノールは減少してしまいますが、グリーンルイボスの場合は発酵を行っていないため、逃げる栄養素も少なく済みます。
※ルイボスが持つ効果についてはわかさ生活が運営しているサイト「わかさの秘密」にて説明がなされていますので、詳しくご覧になりたい方はリンクよりどうぞ。
しかし、ルイボスの茶葉をお湯で抽出した場合、その通りの栄養素を摂取できるかという点についてはまた条件が異なってくると思います。
このサイト記事の目的としては、「リラックスできる時間を提供する」という目的で書いておりますので、その点にご留意ください。
そのため、栄養素についてはこれ以上踏み込まず、次に進みます。
CARMIEN「オーガニック グリーン ルイボス」について
カーミエン「オーガニック グリーンルイボス」はノンカフェインで楽しむことができるお茶になります。
1箱20バッグ入りです。
「グリーンルイボス」というようにパッケージには青・緑が中心に使われています。
爽やかさを感じさせるパッケージですね。
※裏側の表記について☟
原材料は「有機ルイボス茶」
原産地は「南アフリカ共和国」
となっています。
美味しい飲み方についても表記がされており、沸騰したお湯で3~4分の抽出とのこと。
ルイボスティーの良いところは、ティーバッグを入れっぱなしにしていても苦みや渋みが増えないこと。
パッケージの表記について
ここで少し、パッケージの表示について触れたいと思います。
「JAS」について
パッケージ右上にあるのは「有機JASマーク」というもので日本国が規定したJAS法(日本農林規格に関する法律)に基づいている物です。太陽と雲と植物をイメージしたマークになっています。
農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料、畜産物及び藻類に付けられるマークです。
※詳しくは『農林水産省「JAS」について』をご覧ください。
原産地呼称「PDO」
また、同じ右上にある黄色と赤のマーク。
これは、「保護原産地呼称」といい、ワインやチーズでも用いられている物です。農産物に対して土地による差別化を行えるよう付与されます。
今回のルイボスティーの場合、「PDO」と呼ばれるものになります。
特定の地域の受け継がれた伝統製法でその地域で生産、加工、包装されているもののみが表示することが可能です。
※詳しくはWikipedia「原産地名称保護制度」をご覧ください。
上記のように安心・信頼できる製品であると手に取った時点で分かるよう工夫がなされています。
香り・味は?お茶を淹れてみます
箱を開けると銀色の包装紙が・・・
こちらの商品は個別包装ではなく、こちらの銀色の包装紙の中に20バッグすべてが入っている形になります。
※ティーバッグを取り出してみるとこんな感じ☟
「グリーンルイボス」というように茶葉の色も緑なのでしょうか・・・?
気になります。
1バッグを開封して茶葉だけを取り出してみます。
こうして茶葉を見てみると、やはり発酵していないのだなと実感できます。
緑がかった茶葉を注意深く見てみると、様々な色が見えてきます。
赤、白、緑、深緑、茶・・・等々。
面白いですね。
さて、それではお湯を注いで抽出していきます。
今回は350㎖のお湯に1バッグを投入。
そして3分待ちます・・・
待っている時間も良いですね・・・
3分経ってお茶を淹れると、ほのかに香りが漂ってきます。
緑茶と似ている爽やかで青っぽい香りです。
「グリーンルイボスティー」というからには緑茶のように淡い緑なのだろうか?
と思っていましたが、☟がカップに入れたおグリーンルイボスティー。
グリーンではありませんね(笑)。
見た目としては透明なオレンジ色と言った感じ。
レッドルイボスティーの場合、その名の通り、水色を思い浮かべると「赤」がしっくりくるのですが、グリーンルイボスティーの場合は「オレンジ」なのですね。
これは意外でした。
しかし、香りはレッドルイボスティーと比べ雰囲気が異なります。
レッドルイボスティーよりも香りは優しい。しかし、それに加えて爽やかな緑茶っぽさを感じさせる香りがあります。
一口飲んでみましょう。
ゴクリ。。。
味の主張に関しても香り同様強くありません。寧ろ、何と合わせても邪魔をしないであろう優しい味と香り。
レッドルイボスティーと比べると、ルイボスティーを飲んでいる感覚は少ないです。
これならルイボスティー独特の味や香りが苦手な人でも飲めるかもしれない。
喉を通り過ぎるとやってくるのは青っぽさのある爽やかな香り。全体的にとてもさっぱりとした印象です。
それと、若干のミネラル感もあります(これは使っている水が原因だろうか?)。
渋みに関してはレッドルイボスティー同様ありません。
私的に、温かみのある「オレンジ」の水色からは少し離れた爽やかな味で、ギャップを感じました(笑)。
水出しもできるので、氷を入れてアイスティーにするのも良いですね。
このお茶と合うお菓子?は「ドライフルーツ」かなぁ。と感じます。
ドライフルーツは自然由来の甘みが楽しめる食べ物ですが、主張の強い飲み物と食べると、その優しい味わいが見事にかき消されてしまいます。
今回のように優しい味と香りの「グリーンルイボスティー」であれば、ドライフルーツの香り、味を壊さないまま、自然本来のうまみを感じることができると思います。
オーガニックの「グリーンルイボスティー」と果物本来の味を引き出した「ドライフルーツ」
山下屋荘介で作られるドライフルーツは「国産果物」にこだわった商品。
特徴はドライフルーツとは思えないみずみずしさとフルーティーな香り。
ビタミン・クエン酸・食物繊維が豊富でボディメイクにもおすすめです。
評価について
それでは評価に移ります。
「リラックス」「香りの強さ」「持ち運び」「価格」の4項目で各5段階評価を行いました。
各項目の下には評価理由を書かせていただきました。
○リラックス 3.0
・ノンカフェインで就寝前や場面を選ばずに飲めます。爽やかな香り・味で気分転換したい方、休憩中のリラックスタイムに適しています。
○香りの強さ 1.5
・非常に優しい香り。香りを邪魔したくない食べ物と合わせれば○
○持ち運び 4.0
・16オンス(約470ml)の水筒に1バッグで対応できます。休憩中にリラックスしたい方にもピッタリです。
○価格 4.5
・店頭であれば1箱350円程で1バッグ辺り17.5円。かなりお安く手に入ります。常飲にはとても助かりますね。
いかがだったでしょうか?
今回はカーミエン「オーガニックグリーンルイボス」をご紹介しました。
休憩時間中、爽やかな味で気分転換も良いかもしれませんね。
次回もお楽しみに。